重要なのは3つだけ!外資系で働いてわかった外国人担当者へのメール依頼方法
お願いした事やってもらえます?
日本の会社で働いていて外資系の会社へ移った時に、はじめはなんですぐやってくれないんだ?と思う時があります。
私もそうでしたが、先日後輩が同じ状況だったのでもし同じ様な状況でしたら一度試してほしいことがあります。
後輩のスペック
- 日本の大手企業10年弱勤務
- 転職先;ドイツ企業
- 英語レベル;ビジネスレベル
- 留学経験;無し
直属の部下でもなくプライベートとかで遊んでた同じ部署の後輩です。
日本企業辞めてから1度実家に帰っておりすぐにドイツ企業へ転職した訳ではありません。
お願いした事をやってくれないドイツ人担当窓口
私が紹介した転職サイトから応募し後輩がドイツの部品会社へ設計担当として転職しました。
転職後半年くらいしてから、後輩から連絡がありちょっと行き詰っているので飲みませんか?と誘われました。
お客さんからの質問流しているだけ
最近どうなの~と普通の会話から始まり段々まじめな話になっていき、後輩が外資系の会社に入り本社設計担当窓口とうまくいってないという話になってきました。
後輩がやっていた事
- お客さんの要望はこうだから、これやってくれ
- お客さんからこういう質問来たから回答して
- お客さんすぐ連絡欲しいから時間とってくれ
と簡単にいうとそんな感じです。
私も外資系に入ったころはそんな感じでしたが・・・
なにがダメだったのか検証する
いいか悪いかは別として、後輩は日本企業にいた時でもある程度は成果だしていました。
ただし、現在の製造業は関連会社や下請け企業が手を動かすので上の会社にいれば指示を出すだけです。
後輩は(昔の自分も)、同じように右から左へとお客さんの要望をドイツ本社にながしただけなんですよね。
外国人相手に仕事の依頼をする方法
右から左へ流すだけでも対応してくれる人はいますが、日本人同士でもこれやっといてというだけでは嫌ですよね。
じゃあどうやって依頼をするか私が後輩へアドバイスした方法になります。
依頼方法のアドバイス
難しくないです。簡単に言うと自分が依頼されてよしやってやるかと思える方法です。
- 依頼背景は明確に
- 同僚の立場を尊敬する
- できればYes・Noクエスチョンで質問する
では順に説明していきましょう。
1.依頼背景は明確に
上で挙げた様にお客さんが言ってるからという事だけでは命令みたいでいやですよね。なぜ質問するに至ったかきちんと背景を説明しましょう。
私は、こういう時にLet me expalin(ちょっと説明させてという感じで)と一文入れます。
2.同僚の立場を尊敬する
これも1.に似てますが、特に欧州企業に言えると思いますがはっきり言えば日本なんて極東ですので、ぶっちゃけお前ら何言ってんの?と欧州にいる同僚に思われるかもしれません。
いきなり日本のお客さんからこういわれたからやってねというより、私はLet me confirm(ちょっと確認させて)と一文いれ、お客さんはこう言ってるけど~だよねと文章を繋げられると思います。
3.できればYes・Noクエスチョンで質問する
これが私的には一番効果あると思いますが、欧米の担当者にどう思う?的な感じで質問すると期待していた答えと違うものが来る場合があります。
時間があればそうじゃなくてと何度もやり取りしてもいいですが、できれば1回で質問終わらせたいですよね。
そういう場合Yes・Noで回答出来る様に導いて質問すれば良いです。
違う考えで回答してくる場合でも、お客さんはこういう回答期待してるんだなというのが相手に伝わりますので100点満点の回答では無くとも近い回答は来ると思います。
まとめ
今回は外資系企業の依頼方法という事で綴ってみましたが、これは外国人ではなくとも日本人と仕事する上でも必要かと思います。
特に私のお客様がやってくれタイプなので・・・