セレナ プロパイロット使ってみた
自動運転の未来に向けて
2016年に自動車業界での話題の一つとなったセレナプロパイロット。
カタログやWebで見る限りまだいらないかな?と思ってましたが、購入時にインテリジェントルームミラー(ルームミラーがリアカメラ画像になる)のオプションを付ける為にプロパイロットも付いてきました。
普通はプロパイロットのオプションを付けたらインテリジェントルームミラーが付いてくるイメージなんですかね。
納車して早2か月、やっとプロパイロットを使うシチュエーションができたので評価してみたいと思います。
セレナ プロパイロットとは
プロパイロットの評価前におさらいです。
CMのイメージが先行している為か、全自動で運転手は何もしなくていい感じになっていますが、正式には高速道路 同一車線自動運転技術というのが日産自動車の発表したものになります。
ベンツやBMWにも似たような物があるので世界初というわけでは無く、ミニバンクラス世界初という事になります。
ではその仕組みですが、簡単に言うと昨今増加しているクルーズコントロール(アクセル操作不要で指定速度で走行)というものがありますが、それにハンドル操作を自動でやってくれるというものになります。
それにセーフティ機能である、前車衝突回避機能やレーンキープ機能など元々あった機能を総合的に使っているので、前途の通り自動ハンドル操作が追加されたとイメージすると分りやすいと思います。
スバルのアイサイトに自動ハンドル操作が加わったイメージと言った方が分りやすいですかね?
しっかり機能や操作を知りたいという方は、こちらの日産Webサイトで確認できます。
日産:セレナ [ SERENA ] ミニバン/ワゴン | 先進安全装備
プロパイロット使ってみた感想
使用場所
東名高速道路上下線(往復)神奈川~静岡間でプロパイロット使ってみました。
休日という事もあり、車の台数も多くまた速度も出て更に山沿いの大井松田~御殿場間でカーブ連続する部分です。
通行したことが無い方もいると思いますのでGoogle Map埋め込みます。
また翌日神奈川~東京に行く為首都高1号線(横羽~羽田線)でもプロパイロット使ってみたのでこちらもGoogle Map埋め込んでおきます。
こちらも2車線ながら防音壁もあり、車速もでて更にアップダウンも激しくきついカーブもあるのでプロパイロット試してみるのにちょうど良かったです。
プロパイロットの使ってみた感想
今回使用した状況は、実はプロパイロットでも自動ハンドル操作にとってきつい状況でした。
自動車専門Webなどで、開発者インタビューでもこの東名高速道路の区間は自動ハンドル操作は状況によって効かない場合があるという場所でした。
実際使ってみたところ、車速が高い時にきついカーブはレーンキープできなかったです。
同じく首都高でも、アップダウンがあってきついカーブの所ではレーンキープできなくて自分でハンドル切増ししました。
プロパイロット操作
ハンドルに付いてるボタンのみで簡単に操作できます。
プロパイロットボタン ー> Setボタン -> 車速調整(±5㎞/h)
プロパイロットのおすすめ走行シチュエーション
今回はプロパイロットにとって厳しい走行シチュエーションで使用しました。
実際レーンキープできない部分もありましたが、うまく作動している時にはすごく楽でした。
ただし、ハンドルを握っていないと警告は出てしまうのであの手放しのCMはやめた方がいいと思います。(もうやっていない?)
おすすめの走行シチュエーションとしては、東名(前途区間除く)や東北道など緩いカーブで形成されている高速道路だとアクセル操作もハンドル操作もいらないので良いと思います。
あと個人的にはもう少し、自動ハンドル操作の開始タイミングを早くして欲しいのとハンドル自動操作時のカクカク動くのがもう少しスムーズに動いてもらいたいです。
今後更に市街地でも使えるシチュエーションなども増えてきて運転が楽になるのも良いと思いますが、人間の操作によるうっかりミスで交通事故が減る様になればよいと思います。
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